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Indeed(インディード)の入札設定、【自動】と【手動】を100アカウントで比較した結果は?

2022年04月18日現在、Indeedの広告入札設定は4つの自動設定および手動から選択します。
前回はその中でも、クリックバランスについて説明致しました。

Indeed(インディード)自動調整機能 クリックバランスは成果が上がるのか?

今回は、手動設定した場合と自動設定した場合にどのような変化が生じたのか、当社で独自に分析した結果をお伝えします。

「Indeedの自動設定はAIの機械学習だから任せるべきだ」「手動の方がコントロールしやすい」という議論は、当社のような広告代理店でも常日頃行われています。
また巷では「Google広告もAIが人を越えた」などと言われることもあります。

ではIndeedにもそんな世界がやってくるのでしょうか?

Googleと連携するならば、数年先、広告主はIndeedによるオウンドメディアで採用しやすくなるのでしょうか。その時、代理店はどんな役割を担うのでしょうか。


それでは話を戻して、手動にした場合と自動にした場合の比較に移ります。
(2月は手動運用、4月は自動運用を行い。比較したデータです)

結論から述べると、成果はIndeed自動設定にすることで大幅に改善されました。同じ費用でも表示回数が向上し、クリック単価も改善されています。

クリック率(表示回数⇒クリック数)は減少したものの、応募率(クリック数⇒応募数)が大幅に改善されたため、結果として応募単価(広告費用÷応募数)も改善されたことになります。

一方で、着目したい数値もあります。


クリック率(表示回数⇒クリック数)はなぜ減少したのか。


仮説ですが、クリック率が減少しても応募率が上昇したということは、これが「機械学習」の成果なのだと思われます。

該当求人によりマッチしたユーザーに求人案件を表示させることで、応募が獲得しやすい環境になっているのではないかと予想されます。


応募0件のシェアは変わっていません。


これほど成果が改善されれば、応募0件というアカウントもなくなるだろうと予測されました。しかしながらこの数値は、自動設定にしても変化がありませんでした。
これもある意味「機械学習」の動きなのでしょう。応募がなければ学習が働くはずもありません。1を2にする。2を100にすることはできても、0を1にすることは難しいのだと考えられます。

それでも、応募0件の企業様、長らく未充足の企業様は全国にたくさんあります。
「地方都市だから…」「採用難職種だから…」「規模が小さいから…」
採用担当者様からはそんな言葉も漏れてきますが、あきらめてはいけません。
当社のビジョンは「全国の中小企業を元気にする」ことです。

0を1にするのは、採用のプランニングをすることであり、再度ターゲットを明確にし、貴社の差別化を見出すこと、マーケットを俯瞰することです。

そして、マッチするユーザーに向けて手紙(求人広告)を書くことです。

 

当社には優秀なクリエイターが揃っています。
是非、弊社までお声がけください。


【調査対象】
■期間:2022年2月、2022年4月 ※3月は混合していたため除外
■対象社数:100アカウント以上 ※具体的な数は非公開
■職種/雇用形態/エリア:すべて混合
■入札設定 手動設定(応募最大化)と自動設定(応募最大化)
■費消額:ほぼ同額
※端数切り捨て
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