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コラム

2020.07.30

昨今の社会情勢に伴い、大きく変化する人材マーケット

企業業績の悪化により雇用維持すら難しい企業も多く見受けられ、有効求人倍率は減少、失業率は上昇と、求職者には厳しい状況が続いています。

このような状況下では、優秀な人材ほど冷静に自分自身のキャリアを考え、現状にしがみつくことなく最適な方向へと躊躇なく進んで行きます。つまり「転職志向」が高まるのです。

企業は、仕事ができる社員に業務を集約し生産性を上げたいと考えますが、こうした優秀な人材をいかにつなぎ止めておくかを普段から考え、取り組まなければ、流出を防ぐことはできません。

優秀な人材が辞めるきっかけとは何か?
それには様々な見方がありますが、以下のような理由が考えられます。

1.過度に働かせる
>優秀であることを理由に、どんどん仕事を押し付けてしまう。

2.貢献を評価せず、良い仕事に報いがない
>積み重なりがモチベーションの低下につながる。

3.社員を気にかけない
>任せきりになり、コミュニケーションができていない。

4.約束を守らない
>約束を守らない人との間に、信頼関係は生まれない。

5.間違った人材を雇用し、昇格させる
>同じ目的を実現する上での価値観や評価の透明性が感じられない。

6.情熱(独自性)を追い求めることを認めない
>どんな人材でも型にはめることで管理し、結果を引き出そうとする。

7.社員のスキルを伸ばせない
>スキルを伸ばすためのフィードバックができていない。

8.クリエイティビティを利用しない
>仕事の仕方における変化よりも、決められた方法を押し付ける。

9.知性を試すための目標を与えない
>業績等の単一な目標しか与えず、自らの知性や能力を試せるだけの目標・機会がない。

これらを見ると、優秀な人材が辞める大きな理由は、事業内容・企業概要、仕事内容とのアンマッチではなく、日々の接し方・コミュニケーション等のマネジメントとのアンマッチであることが分かります。

マネジメントを担う人材が、常に接し方やコミュニケ-ションを意識・工夫し、社員のマネジメントを改善し続けることで、どのような状況でも優秀な人材をつなぎ止めることが可能となるでしょう。

 

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