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「あのブランドのバッグいいなぁ」
「夏はやっぱりビジネスバッグよりリュックかなぁ」
このように考えている時、街や電車の中で、
頻繁にバッグのブランドロゴが目に留まったり、
周囲にいるビジネスマンの持ち物が気になったりすることはありませんか?
これらを「カラーバス効果」と呼びます。
求人広告でも、これらは意識的・無意識的に取り入れられています。
求人広告を依頼される多くの企業様も、広告表現や画像で使う写真・
イラスト・文字のフォントなどへのこだわりは尽きません。
しかし、何に基づいて、その表現や画像を決めているのでしょうか?
会社の業界や職場風土やコーポレートカラー、
採用ターゲットと同世代の社員の写真、求職者が検索している
「日払い」「短期」「在宅」など人気のキーワードや検索ボタン…etc。
いずれも正解ですが、前出のカラーバス効果を考えると、
注目すべきものは、広告を見る求職者側からの視点ではないでしょうか。
つまり、今回採用したいターゲットが
『今、気になっている〇〇が含まれているか』
が、もっとも重要だと考えます。
ご存知の通り、近年の求人広告サイトでは、過去の検索履歴や閲覧履歴から
求職者好みの求人が抽出されるようになり、自身で探す以上に便利になりました。
言い換えるとそれは、採用ターゲットの画面上には、ある一定数の
採用競合の求人広告が自動的に横並びにされてしまうということなのです。
カラーバス効果は、競合企業の中から自社を選んでもらうためにとても有効です。
「いちばん気になっていた〇〇について、きちんと書かれていたから応募しました。」
採用担当者が応募動機を聞いたとき、応募者からこの言葉が出たらガッツポーズものです!
求人広告に携わる者としても、求職者からいただくこの言葉は、
営業冥利に尽きるものです。
人材採用において、売り手市場から買い手市場へと急激にマーケットチェンジした今、
本当に必要とする人材に<応募>というアクションを起こしてもらうためには、
ランキング上位のキーワードよりも、映える画像よりも、
求職者がもっとも気にしている「〇〇」の琴線に触れる言葉やビジュアルが必要なのです。
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