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直近の求人件数推移と傾向について

5月の緊急事態宣言解除から半年が経ち、今までにないスピードで経済や社会が動いています。

社会情勢も、政府がGo To EatやGo Toトラベルといった様々な政策を立てて早期経済回復を目指す中求人掲載数の増減は1つの指標とも言えます。

では実際に、今の求人掲載数がどうかと言いますと、
掲載数は
5月度…4,773,929件
10月度…6,238,131件(+31%UP)
というように、全国で31%増と大きく回復しています。

さらに詳しく見てみますと、

<業界別>

アパレル業 5月度…69,436件 10月度…125,876件(81%UP)
ホテル・ブライダル業 5月度…16,855件 10月度…28,095件(59%UP)
製造業 5月度…115,916件 10月度…192,068(66%UP)
物流業 5月度…834,053件 10月度…1,327,226件(59%UP)

新型コロナウイルスの影響を多大に受けた業界の求人数が回復傾向にあることが分かります。

 

<エリア(五大都市)別>

北海道 5月度…112,596件 10月度…175,498件(56%UP)
東京都 5月度…948,950件 10月度…1,249,492件(32%UP)
愛知県 5月度…330,131件 10月度…390,778件(18%UP)
大阪府 5月度…467,401件 10月度…563,704件(21%UP)
福岡県 5月度…174,591件 10月度…232,640件(33%UP)

5都道府県だけでも半年間で約600,000件の求人数が増加しています。

 

<雇用形態別>

アルバイト・パート 5月度…1779232件 10月度…2,295,605件(29%UP)
正社員 5月度…599695件 10月度…640,422件(7%UP)
契約社員 5月度…233434件 10月度…266,082件(14%UP)
派遣社員 5月度…1779232件 10月度…2,526,018件(38%UP)

いわゆる“非正規雇用”を中心に増加しています。
※求人掲載数は弊社独自データ調べ

 

経済回復に伴い、今後も求人数が増えると想定される中、求人掲載数が増えることは雇用創出となり社会にとって非常にいいことではありますが、一方で採用担当者の立場で考えると、求人広告の反響が下がる可能性があると思われます。
ましてや、「今年は例年通りの広告予算が使えない」という企業が今後も優秀な人材を確保するためには、求人媒体の適正化や社会情勢に合った採用手法が重要なポイントになります。

「どこ」に掲載をして、「どれだけ」の費用が必要で、「どのように」採用を進めていくべきか。
少しでも迷ってしまった場合は、ぜひ弊社にお問い合わせください。

 

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