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時短要請、緊急事態宣言による飲食業界の人の流れ

コロナウイルスの影響により、働く人・仕事を探す人の動きも大きく変わっています。
そんな中、コロナウイルスによる影響を多大に受けている飲食業界に注目し、人の流れを分析してみました。

 

まず時短要請の出る前の10月・11月の求人件数です。
10月:13,423件 11月:17,423件

次いで時短要請が始まった12月は 15,500件
緊急事態宣言が発令された21年1月は 5,005件
※データは下記HRog求人レポートより抜粋

例年であれば1月2月3月は学生の入れ替わりなどで飲食業界の求人件数自体が12月より上がっていくのですが、緊急事態宣言の影響を受け、1月に入り求人件数自体が大幅減となりました。

 

では、飲食店従事者の方々は、シフトを減らされたお店が休業してしまったなど、違う仕事を始めざるを得ない状況になった際、どのような職種、業界に流れているのでしょうか。

下記は弊社お取引先の上記期間の応募状況の一例です。
※媒体は共通でタウンワーク利用

A店(居酒屋チェーン)
11月2日掲載
応募4件
12月21日掲載
応募28件

B店(割烹料理店)
11月9日掲載
応募5件
12月21日掲載
応募19件

C社(運送業)
11月2日掲載
応募4件
12月21日掲載
応募0件

D社(カーコーティング)
11月2日掲載
応募2件
12月14日掲載
応募4件

 

飲食店においては時短要請後、応募数が格段にUPしています。
実際担当者の方に応募者の属性を伺うと、別の飲食店で働いていたという方が大多数を占めていたとのこと。
また、緊急事態宣言以降にご掲載いただいた飲食店の応募数は前年同時期は3件の応募であったお店が、今年は100件を超える応募が獲得できたとのこと。こちらの応募者も大多数が元飲食店スタッフだったとのこと。
飲食店従事者はそのまま飲食業界に留まり、別の飲食店に流れている傾向を感じる結果となりました。

 

異業界の募集でも、飲食経験者をターゲットにする場合は、飲食店での経験がどう活きるのかを記載することで安心して応募していただけそうです。

具体的な打ち出し方や募集方法についてはお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

参考
HRogチャートより抽出
■媒体名が「フロムエー,マイナビバイト,バイトル,タウンワーク,はたらこねっと,エン派遣,リクナビ派遣,とらばーゆ,はたらいく,アルキタ,イーアイデム,DOMO NET,求人ジャーナルネット,type,DODA,エン転職,マイナビ転職,リクナビNEXT」 のいずれかと一致する

■業種が「サービス/レジャー/フード」 のいずれかと一致する

 

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