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製造職の採用が難しいエリアは一体どこ?難易度を数値化することで、それは明らかになります。

初めて求人募集をする地域で、一体どれほどの応募が集まるのか?
これは、予算を確保する上でも重要なポイントになるでしょう。
今回は、ここ半年で採用活動が非常に活発になっている「製造業」で、地域ごとの採用難易度を数値化します。

まずは、採用の難しさを測るうえで必要な項目を抽出します。


① 人口

⇒ 最も大きなファクターとなります。基本的に「人口の多いエリアは採用手段が多く比較的採りやすい」「人口の少ないエリアは難しい」と考えて良いでしょう。

② 求人掲載件数

⇒ いわゆる「採用競合の数」です。シンプルに考えて、競合する企業が少なければ採用しやすいと考えられます。

③ 人口当たりの掲載件数

⇒ 上記人口1人当たりに対して何件の求人があるか、この数値が「競合の割合」です。

④ 有効求人倍率

⇒ 厚生労働省発表の求人難易度です。都道府県ごとにデータ化されており、参考の一つになります。

⑤  募集時の給与

⇒ 一般的に「都心部↑」「地方↓」となりますが、こちらも時給が高いエリアほど、採用が難しいと言えます。

⑥ 広告出稿金額

⇒ 上記掲載件数と別確度になりますが、同じ1本でも上位プランと下位プランのどちらが多いのかにより難易度が変わります。

⑦  弊社実績

⇒ 実績のあるエリア・ないエリアは参考になるかと思います。


以上を数値化し、各項目ごとに難易度ポイント101を割り振ります。
そして、各項目ごとの難易度を合計して 総合難易度ポイント を割り出します。

  

その結果が、下記の一覧表です。
難易度の難しい順に並べてみました。

製造業の募集が多いエリアもありますし、一方で意外な地名も並んでいますが、
「地方の製造募集エリア」が上位に来ています。

次に、難易度が低く採用しやすいエリアをご覧ください。

沖縄や北海道など、有効求人倍率が低く、製造業募集をほとんど見受けられないエリアが出てきました。

あくまで傾向を測るもののため、抽象的な難易度になりますが、これらのデータを予算確保などの参考にしてはいかがでしょうか。

 

メディアハウスエージェンシーでは、これらのデータ分析の他、他業種でのサマリーやエリア調査も承っております。興味をお持ちの企業様はお気軽にお問い合わせください。

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