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採用場面でのSNS活は当たり前に…。その一歩先のYouTubeなどの動画コンテンツの活用は?


以前の記事でも何度かご紹介している、LINETwitterInstagramFacebookなどのSNSを使った「ソーシャルリクルーティング」。
新卒採用の学生とのやりとりはLINEを。
職場環境や仕事内容を伝えるためにInstagramを。
説明会などのイベントや、自社のニュース更新などリアルタイムな発信はTwitterを。
中途採用・経験者採用にはFacebookを。
このように、採用課題や使用する場面によって使い分けて活用している企業も増えています。

こうした中、
「企業アカウントを開設しようか迷っている」
「動画だと、リスクもあるのでは?」
などのご相談をよくいただくようになった【YouTubeの活用】についてお伝えします。

 

YouTubeのアカウント開設を始めるポイント・初期知識


 
*ビジネスアカウントなどの企業用に特化した申請は必要なし

YouTubeでは、他のSNSで見られるような「一般ユーザー用」「ビジネスユーザー用」などの明確な切り分けを行っていません。そのため、チャンネル名の設定が重要になります。
採用で使用するアカウントであっても、チャンネル名に「企業名」「ブランド名」を設定することがポイントです。尚且つ、企業用アカウントが別にある場合は、「採用」での情報発信ということを明確にすることも必要です。

 

*アカウント開設後はトップページのカスタマイズを。

上記でお伝えした通り、企業アカウントも一般のアカウントと同じであるため、チャンネル名同様、トップページの基本情報や説明文、オリジナル画像の設定も重要です。ビジネス用アカウントなどの認証マークなどもないため、トップページの設定がまったくないと、ユーザー側は本当にその企業のアカウントなのか…という点で不安を持ってしまいます。

・動画やコメント横に表示されるプロフィール写真に、企業ロゴマークを設定する。
・トップのカバー画像で表示される「チャンネルアート」に社員や職場の写真・ミッションなどのデザインを反映する。
・詳細情報に、企業情報や、採用担当者からのメッセージや連絡先を記載する。

などの反映を行い、きちんと企業アカウントとして認識してもらうことはもちろん、採用ブランディングのPRの場としての活用も意識して行いましょう。

 

*目的やある程度のコンセプト・自社内でのルール設定

スマホで撮影した写真をその場でアップすることができる他のSNSと違い、YouTubeの更新は動画の編集時間や工数が多いため、社内での方向性をすり合わせて始めることが重要です。
企業の認知度を上げる(=チャンネル登録者数を増やす)ために行うのであれば、一定の動画本数や定期的な更新が必要になります。
すでにタッチポイントのある求職者への情報発信や、ブランドイメージのアップに活用するのであれば、本数よりも動画の中身(コンセプト)を作りこむ必要がありますし、コメント欄や評価欄をオープンにし、ユーザーとの接触を持てるようにするのも有効的です。

「どんなターゲットに・どのような内容の動画を・どうやって届けるのか」
この3点を意識しコンセプトを定めることで、スムーズに活用できるようになります。

 

YouTube は、TwitterInstagramと異なり、気軽に始められるというイメージがなく、踏み出しにくいと思われがちです。
しかし、スマホでの動画視聴が普及し、動画からの情報収集が当たり前になった今だからこそ、上記ポイントを意識して、まずは始めてみることも大切なのかもしれません。

 
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