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こちらのコラムでは、採用のご担当者様が欲しいデータを毎月定例で発信していきます。
求人件数の推移や時給相場の変化を定点観測していくなかで、今後の採用にお役にたてましたら幸いです。
<データ元:株式会社フロッグ「HRogチャート」、Indeedより集計>
2021年8月の求人掲載件数は150,265件(前年同月比104.5%、前月比104.7%)。
前月と比較し、若干の増加傾向が見られます。
前年同月比で見ると、5媒体中3媒体で前年比越え。最も増加率が高かったのは「リクナビNEXT」(+11,994件・114.3%)。直近1年間の中で最も掲載件数が多くなっており、コロナ禍で掲載件数が落ちていた昨年の5、6月と比べると50,000件以上増えています。今月はお盆の合併号をご利用しながら、前向きに採用活動をしている会社が増えていることが読み取れました。
前年同月比で見ると、「はたらいく」(-4,359件・92.7%)と「type」(-412件・98.1%)が前年比を割りました。特に「はたらいく」に関してはここ半年で最も掲載件数が少ない月となっています。
前月比で見ると、5媒体中3媒体で前月比を割りました。前年同月比同様、「はたらいく」(-1,369件・80.0%)が最も高い減少率となりました。
2021年8月の参画アカウント数は前年同月比で見ると149.7%まで増加。2021年5月から同比率で参画アカウント数は増加傾向が見られます。
それに比べて応募数(求職者の数)に関しては2021年7月、8月と減少しています。これは、オリンピック、パラリンピックの開催や、コロナ関連、異常気象による長雨などによる可処分時間の変化があり、求人情報を見る時間が減ったことが理由だと推測されます。
9月以降は、昨年の応募実績を見ると8月と比較して応募数は伸びます。昨年実績としても115%以上伸びており、転職繁忙期に伴い今年も似たような応募増加を予測しています。年内の転職なのか、年明け1月の転職なのかによって求職者が求人情報を探し始める時期は異なりますが、なるべく早めに掲載し始めてたくさんの候補者にお会いすることが採用成功への近道です。
米国ではコロナワクチンの普及に合わせて求人数も増加しておりますので、日本でもワクチン接種が普及するにつれて今後は求人件数が徐々に増加していくと予想されます。
是非今後採用をご検討の方や現在採用にお困りの方がいらっしゃいましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。
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