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<最新>求人広告の応募が激減した…。一体、今何が起こっているの?

採用や求人に関わるみなさんは、「最近応募数が少なくなった」「効果が悪くなった」と感じている方も多いと思います。
そこで今回は、タウンワークの掲載件数や掲載金額の観点から、その原因を探ってみたいと思います。

 

タウンワークへの掲載プランは大きく分けて、紙面とネットの両方に掲載できるタウンワークと、ネットのみに掲載が可能な枠型商品の2つがあります。

それぞれのプランの特徴は下記。

◎タウンワーク

1求人あたりの掲載金額が51,508円と高いが、タウンワークネット上で上位に表示されるため、応募効果に速効性がある。

◎枠型商品

1求人あたりの掲載金額は1,125円と低いが、タウンワークネット上では上位に表示されないため効果に速効性がない。(1ヶ月などの長期掲載により効果を体感できる)

この2つの特徴を前提に、掲載件数の推移・掲載金額・広告プラン別の掲載シェアを見てみましょう。

 

プラン別の掲載件数の推移




タウンワークも枠型商品も共に右肩上がりで、特に2021年10月・11月で大きく躍進しています。

 

 

1求人あたりの掲載金額の推移


2021年4月~9月では1求人あたりの出稿金額が4,500円前後でしたが、2021年10月には500円ほど上昇し4,976円、11月はさらに上昇し5,212円となっています。

 

広告プラン別のシェアの推移


2021年10月から枠型商品の件数シェアは下降し、タウンワークの件数シェアが上昇しています。直近の11月には8.45%となっており、今回調査したデータでは最も高い数値です。
このように、2021年10月を転機に求人広告の掲載方法が大きく変化しています。

最近効果が悪くなったと感じる原因は、多くの企業が
・タウンワークの掲載件数が増えている
・求人広告にかける予算を増やし上位プランを掲載している
この2つにあると言えるでしょう。

また、タウンワークの掲載件数が増えている要因となる職種トップ3を見てみると、「飲食/フード」「運輸/物流/配送/警備/作業/調査」「販売/接客/サービス職」となっています。

 

タウンワークに掲載職種の掲載件数の推移(1週当たりの件数)


コロナ禍の巣ごもり需要でネット通販の急成長・急拡大により、ニーズが高まっている物流関連の企業が人材確保に向け動いていることに加え、緊急事態宣言の解除により営業を再開した飲食店や販売・サービス業が新たな人材獲得に動き出していると考えられます。
このような状況の中で人材を確保するためには、集客方法・広告プランや広告内容の見直しが必要です。
プロ目線での見直しにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

■データはHrogチャートより抽出
■媒体名が「タウンワーク」 と一致する
■取得日が「2021/04/05」~「2021/11/29」まで

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