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2019年・2020年・2021年・2022年のオフィスワーク業界推移


緊急事態宣言が解除され、多くの飲食・販売業が営業時間の見直しを図ると、様々な業界や企業で人材不足を感じるようになりました。実際に、どの業種も10月以降から応募効果が急速に悪化しています。
コロナ禍前の売り手市場=採用難環境に戻りつつあることで、予算や採用手法の見直しが急務となるでしょう。

こうした中、過去の動きから読み取る2022年の最新求人状況を、「事務・オフィスワーク」を例として予測します。

※弊社お取引先応募数データ2019.12021.11

 

コロナ禍前の201918月は、掲載件数も応募者数もあまり変動がない様子です。
しかし9月に掲載件数が10%も一気にアップすると、年末まで高い件数で推移しています。
一方、応募数は年末に向けて下降しています。年末までの短期アルバイトなどに応募者が流入しているものと推測されます。

そして20204月から感染症の影響が出始めていますが、掲載件数は約55%まで下降しているものの、応募者の総数自体はあまり変動がないことが特徴的です。
これは、オフィス=密室で働くリスクがあるという潜在的認識により、他業種からの応募者流入を防いでおり、オフィスワークは同業種内で人材の入れ替わりが行われていると思われます。

また他業種とは異なり、オフィスワークの掲載件数は、2020年度中でも月を追うごとに緩やかに回復しています。
これは、コールセンターなどの通信インフラに関わる業務が増加したためと想定されます。

 

そして202111月以降の掲載件数はコロナ禍前の水準に戻ると想定されており、向こう半年で徐々に右肩上がりへ。その一方で、応募者数は同業種内の入れ替わりで横ばいになると思われ、今まで以上に予算確保や打ち手の細分化が必要になると思われます。


これからの時期は、どの業界も採用活動が大きく動き出します。「採用は早い者勝ち」と言っても過言ではありません。ご検討の際には、ぜひ弊社へご相談ください。

 

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