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新卒採用における学生の情報収集方法は多様化しています

2022年卒向け新卒採用の選考活動が落ち着き、一息つきたいところですが、2023年卒向けのインターンシップ・1day仕事体験が既に実施されるなど、新卒採用に対する企業の積極的な活動が目立ちます。

リクルートワークス研究所 「大卒求人倍率調査(2022 年卒)」によると、新型コロナ禍の最中だったにも関わらず、大卒求人倍率は20211.53倍から20221.50倍と0.03倍低下したのみで、企業にとっては引き続き採用難の状況であることには変わりありません。

そして、旅行・宿泊、飲食、サービス業界などを除く約70%の企業が「採用人数は変更していない」としている点でも、売り手市場の様相は続くものと考えられます。

 

こうした中、学生の情報収集方法にも変化が見られるようになりました。
下記のデータによると、引き続きホームページや就職情報サイトによる情報収集の割合は高いのですが、前年との比較で「ソーシャルメディア」、「動画配信サービス」、「逆求人型の就職情報サイト」の割合が高まっています。

 

 具体的には、
「ソーシャルメディア」・・・LINEInstagramTwitterなど
「動画配信サービス」・・・YouTubeなど
「逆求人型の就職情報サイト」・・・OfferBox、キミスカ、dodaキャンパスなど
を指しています。

「ソーシャルメディア」や「動画配信サービス」は情報収集やコミュニケーションツールとして普段日常的に利用しているもので、就職活動においても年々不可欠なツールとなってきていることは言うまでもありません。
多くの企業から自分に合った会社を見つけることが容易ではない中で、「逆求人型の就職情報サイト」においても、個人のプロフィールや自己PR、適性検査の結果をもとに企業からオファーを受けられるというメリットを実感できることから、利用学生が年々増しているのではないでしょうか。

ご担当者様の中にはもしかしたら、将来入社する就職先は自ら見出して欲しいとおっしゃられる方も少なくないのかもしれません。

一方で、スマホなどを利用した偶発的な出会いや、消費者の行動特性に基づき適した商品やサービスをレコメンドする現代社会と照らし合わせると、このような情報収集方法が高まることは自然の流れとも感じますし、今後もさらに高まりを見せていくことでしょう。

 

最後に、弊社において就職情報サイトのリクナビはもとより、「ソーシャルメディア」や「逆求人型の就職情報サイト」、並びに「合同WEBセミナー」などのイベントといった 各種商品・サービスがあります。
企業様の新卒採用課題に応じたご提案を致しますので、ぜひお声がけください。

<参考URL>
■リクルートワークス研究所  「大卒求人倍率調査(2022年卒)」
https://www.works-i.com/research/works-report/2021/210427_kyujin.html
■就職みらい研究所「採用活動中間調査 就職活動状況調査 データ集 2022年卒」
https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2021/07/seminerdata_20210708_01.pdf

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