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インターンシップに参加した学生の効果的な引き留め策とは?


新卒採用活動の早期化で、インターンシップの実施は企業にとって必要不可欠な活動となっております。
各社様、積極的にインターンシップ向け就活サイトにご掲載いただき、コンテンツを考え実施されておりますが、実際はその母集団(エントリー数や参加した学生数)も多いとは言えず、その学生を選考につなげることはさらにハードルの高いものとなっております。せっかくお金を出して掲載して、手間と時間をかけてインターンシップを実施した以上、少しでも学生を選考につなげたいところです。

とある地方の中堅小売り企業様では、下記内容・スケジュールでインターンシップを実施しました。

8月と9月にオンラインで1dayインターンシップを3回程度実施
参加学生総数:60名弱
選考参加:30名弱

なんと選考参加率は約50%!!
この数字は地方企業・母集団50名前後の企業群では非常に高い参加率です。

ではインターンシップ実施後に何を行ったのか?

それはキャリア面談という名目の就活支援面談です。本コラム作成者の私がファシリテーター兼アドバイザーとなり、人事担当者様同席で行いました。


・自由参加で一人当たり所要時間30分から40分前後で設定
・インターンシップ実施から遅くとも2か月以内(主に10月)

1.学生の現状での活動内容把握・ヒアリング
2.性格・タイプ診断と向いている仕事・業界について紹介・アドバイス
3.仕事や会社の分析研究と選択のアドバイス
4.参加特典として当該企業様が事業運営と人の採用で大切にしていることや面接時によく聞く質問を伝える

以上


これだけで面談参加学生は全員選考に進んでくれました。
学生との会話の中で感じたことは、夏の段階で5社以上インターンシップに参加している優秀で積極的な学生でも、企業分析や仕事理解はまだまだ浅いという事実です。
大学3年生の12月には受ける企業を決めているという状況下で、仕事や業界を本当に理解して候補先を決めてはいないと想定されます。

では、何が決定要因なのか?
待遇や福利厚生、知名度が要因として上位を占めるのは分かりますが、その中身をもっと魅力的なものに変えることは簡単ではなく、まして、仕事や業界を変えることは現実的ではありません。

では現実的なことで人(学生)を動かすことができるのは何かというと、結局は企業で働く人なのだと思います。思いやりがある、悩みを聞いてくれる、相談相手になってくれる、親身になって人生の大きな決断のサポートをしてくれるなど、人事担当者や先輩社員の人間性や温かみ、親切心に心を動かされ、一緒に働きたいと感じるのだと思います。

実施するコンテンツにこだわり過ぎて計画が進まないよりも、簡単なものでも、学生さんのためにと、その気持ちを大切に、是非積極的に実施をしていただければと思います。

学生面談の計画からインストールまで、お気軽にご相談いただければと存じます。

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