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お客様と求人広告作成のお打ち合わせをさせていただく中で
「フリーター歓迎」
「学生歓迎」
「主婦さん活躍中」
といった文言を記載したい、とご依頼をいただくケースが多々あります。
しかし、欲しいターゲットに対して
「〇〇歓迎」「〇〇活躍中」
と記載することで求める応募効果は得られるのでしょうか?
答えは “NO” です。
例えば単純に「フリーター」といってもフルタイム勤務で、柔軟にシフト調整ができるようないわゆる“フリーター”と呼ばれる方もいれば、趣味などの時間を優先し、空いた時間にスポットで勤務するような“フリーター”のイメージとは少し異なる働き方を希望される方もいます。
「学生」の場合は高校生・大学生・専門学校生など、学校種別による違いのほかに年次・履修状況によって働ける時間に差が出るケースがあり、「主婦(主夫)」の場合も家族構成や、お子さんの年齢・就学状況などによって希望の働き方が大きく異なることがあります。
一概に
『 属性 = 〇〇な働き方 』
という定義ができなくなっているのです。
では実際の求人広告作成時にはどのように記載すると良いのか?
3つのステップに分けてお伝えしていきます。
について一歩踏み込んで分析してみましょう。
(例)
・空いたシフトを埋めたい
・サービスレベルを上げたい
・業務効率を上げたい
・職場の雰囲気を変えたい など
状況に応じて、優先順位もつけるといいでしょう。
について「必要な要素」「不要な要素」の両面で抽出していきます。
(例)
必要
・〇時~〇時の間に勤務できる
・〇〇のスキルがある
・志向や生活環境が似ている など
不要
・シフトが埋まるのであればスキルは問わない
・スキルや経験があれば年齢は問わない など
検討の結果、
「年齢や性別はさほど重要ではなかった」
「実は〇〇(属性)でなくてもよかった」
といった新しい発見があるかもしれません。
最後に、求めるターゲットに対して
を条件や待遇などを含めて考えてみましょう。
(例)
・シフトの融通がききやすい
・急なお休みにも対応できる
・時給が高い
・〇〇な待遇が充実している
・スキルアップや資格取得が可能 など
ここで出てきたポイントが主に記載する 【 訴求ポイント 】 になります。
求人広告は
『メリットや待遇をたくさん記載すればいい』
というものではありません。
求人メディアによっては文字数に制限があるものもあれば、逆に文字数が多すぎて求職者に読んでもらえない…ということもあるかもしれません。
このポイントを意識して求人広告の作成を進めることで真に求めているターゲットにピンポイントに刺さる内容を訴求することができます。
いかがでしょうか?
自社の求人広告の訴求イメージは浮かんできたでしょうか?
『求人広告はラブレター』 です。
万人に宛てたメッセージではなくこれから出会う“ひとり”に刺さるメッセージを。
採用側の要望を伝えるだけではなく求職者にとっての“魅力”がピンポイントで伝わりますように。
そんな求人広告を作成するヒントになりましたら嬉しく思います。
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