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求人広告にまつわる、気になる「費用」について。業種ごとの変動とは?

世の中の景気と、切っても切り離せない関係にあるのが、求人業界です。

2008年の「リーマンショック」や、2019年から続く「新型コロナウィルス」による景気悪化。
このように、景気に最も左右されるといっても過言ではない求人業界の中でも、
特に私たちが関わる求人広告にまつわるお金の変動をご紹介します。
業種別で昨年比のデータをまとめました。

<業種別 2021年3~5月/2022年3~5月 前年比>

※出典 HRogチャートより抽出
<データの抽出条件>
■媒体名が「フロムエー,マイナビバイト,バイトル,タウンワーク,はたらこねっと,エン派遣,リクナビ派遣,とらばーゆ,はたらいく,ディースターNET,イーアイデム,マッハバイト,
ワーキン,バイトルNEXT,,DODA,エン転職,マイナビ転職,リクナビNEXT」
のいずれかと一致する
■取得日が「2021/03/01」~「2022/05/31」まで

業種全体における求人広告の出稿金額は、22年5月には前年比172.6%も上昇しています。
皆様も実際に肌で感じていらっしゃるかと思いますが、これは数度の「緊急事態宣言」「まん延防止措置」を乗り越え、
少しずつ通常の生活に戻りつつあることの表れではないかと考えられます。
特に、感染症の影響が大きく、時短営業や休業を余儀なくされた飲食/フード業界では281.3%も上昇しています。
その他、ファッション・アパレルなどの販売業界、パチンコ店などのアミューズメント業界、ホテル/旅館などの観光業界なども軒並み200%以上の伸びとなり、感染症の影響が特に大きかったフード・サービス業界が大きく回復しています。

<有効求人倍率の推移>
厚生労働省のデータによると昨年度よりも求人費用が上昇しています。
募集企業と掲載件数の増加によって求職者が集まりにくくなっていることが要因の一つです。
目安として有効求人倍率がありますが、22年4月で1.23倍となっており、右肩上がりで上昇し続けています。

求人掲載件数が右肩上がりになるほど求職者が集まりにくくなるため、より多くの求職者を集めるために求人費用を増加する、といった悪循環は今後も顕著にみられると考えられます。

求人媒体・サービスが多様化している昨今だからこそ、企業様の効率的な採用活動を様々な角度からお手伝いするトータルソリューションカンパニーとしてお力になりますので、お気軽にご相談ください。

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