（A）ローカル線の駅から徒歩40分。鉄骨製品の製造所。
（B）バスの最終停留所より、更に車で30分。車の解体工場。
（C）最寄り駅まで車で25分、しかも時給は最賃ギリギリの軽作業工場。
ここにあるお客様は、いずれも過去に色んな媒体を試したが応募がゼロ。
とにかくまずは応募を集めたいというご要望が最初のスタートだったというのが共通点。
それぞれのお客様にご協力いただき、色んな打ち出し方を試した結果、以下の取組みが
応募効果改善に結びつきました。

給与表記
お仕事内容は鉄骨の溶接なのですが、給与表記が最下限日給からの表記なので、
当然、未経験の人でも明日からもらえる金額。
こんな山奥まで未経験の人が溶接のお仕事を中々しにこないのでは、という仮説の
元、経験者にターゲットを変更。具体的に、どの作業ができれば幾ら、という表記に
変更したところ、応募0だったのが、週3件の応募に。経験者採用に成功。

日払い・週払い制度の導入
現役スタッフさんのお金の使い方を聞いて、とにかくその日のお金が嬉しいという
価値観が多数を占めていたので、このタイミングで思い切って日払い・週払い制度を
導入していただいたところ、応募0だったものが、応募6件に改善。

作業内容を徹底解剖
場所が悪くて最低賃金。仕事や会社の魅力で勝負するしかない状態。
まずは「扶養内で働きたい近所の主婦さん」にターゲットを絞る事に。
そこで、軽作業の内容を徹底解剖。重さ●gのプラスチックに、パチンパチンと
プラモデル感覚ではめていくだけ♪や、「明日休みますOK♪」といったシフト
融通の柔軟性の打ち出し、「作業」じたいの安全性のアピールなどを、具体的な
根拠をもって打ち出したところ、応募0だったものが、応募12件に！

と、なんだか並べて書くと自慢話みたいになってしまいましたが、振返ってみて気づくのが、共通点は「ターゲットを明確にしている」ことなんです。

条件が悪く、中々応募に結びつかない、そんな時こそあらためて募集ターゲットの見直しをしてみてはいかがでしょうか。その際、より具体的なターゲットを意識して会話してみると、効果に結びつきやすいかもしれません。是非試してみてください。

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