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<注目>最低賃金が上がると平均時給も上がるのか!?

毎年10月に改定される最低賃金ですが、今年は平均31円も最低賃金が上がる見通しで、最低賃金の全国加重平均額は961円と言われています。
最も高い東京都は時給1,072円に、最も低い青森・秋田・愛媛・高知・佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄は時給853円になる予定です。

毎年この頃になると「最低賃金が上がるから平均時給も高くなるね」「今の時給はまだ最低賃金より高いけど、上げないとダメかな」という声を多く耳にします。
そこで、最低時給が上がると平均時給も上がるのか2021年の事例を元に調べてみましたので興味のある方はご覧ください。

まず、2021年10月に改定された最低賃金は平均28円上がり、全国の加重平均額は930円になりました。都道府県により異なりますが28円~32円上がっています。

2021年度(令和3年度)地域別最低賃金の全国一覧

 


次に平均時給を見てみましょう。
改定前と改定後の3ヶ月の平均時給を下記の条件で抽出しました。

データの抽出条件
■データはHrogチャートより抽出
■媒体名が「フロムエー,マイナビバイト,バイトル,タウンワーク,はたらこねっと,エン派遣,リクナビ派遣,とらばーゆ,はたらいく,アルキタ,イーアイデム,DOMO NET,求人ジャーナルネット,type,DODA,エン転職,マイナビ転職,リクナビNEXT」 のいずれかと一致する


全国では平均時給が最低賃金改定前の1156円が改定後1165円と9円上がっています。
都道府県によっては下がっている県もあり、「鳥取県のマイナス8円」から「高知県のプラス23円」まで、かなりの差額が出ています。

このデータから最低賃金と比例して平均時給は上がらないことが分かります。


いかがでしたでしょうか。
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220911