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2022.11.18

【採用効果改善】Indeedでの掲載方法二種!その違いと注意点

Indeed(インディード)には有料掲載と無料掲載の他に「直接投稿」「クローリング掲載」と呼ばれる二つの掲載方法があります。

自社の採用ホームページや他求人サービスに掲載した求人情報が、Indeed(インディード)にも掲載されているのをみたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、他求人サービスや採用ホームページ上の求人情報が、Indeed(インディード)にも掲載される仕組みを導入されている企業様も多いかと存じます。

上記のような掲載方法を「クローリング掲載」と呼び、それとは別の、Indeed(インディード)上で求人票を作成して掲載する方法を「直接投稿」と呼びます。

今回はこれら二つの掲載方法について、その違いや特徴をご紹介します。

1.直接投稿とクローリング掲載について

まずはそれぞれの掲載方法についてご説明します。
直接投稿とは、その名の通りIndeed(インディード)上で求人原稿を作り、直接投稿・掲載する方法のことです。文字数上限に余裕がある(上限二万文字)ことや、アナリティクス画面で詳細な効果状況を把握できること、また掲載後何度でも原稿修正ができることなどが特徴として挙げられます。

これらの特徴をうまく活用し、自社で出している求人表の効果を適切に把握した上で修正・運用していくことで、より効果的に採用活動を進めていけるのがその大きなメリットです。

クローリング掲載とは、条件に合致したweb上の求人情報を、Indeed(インディード)が自動的に収集して掲載する方法のことです。

採用ホームページや採用管理ツールを導入される際、ないしは他求人サービスを利用する際に、Indeed(インディード)にもクローリング掲載される仕組みを取り入れておられる企業様も多いのではないかと存じます。

上記のような仕組みを取り入れることで、採用ホームページや他求人サービスだけではなく、Indeed(インディード)上にも自社の求人を掲載することができるため、より多くの求職者にアプローチできるという点で有効な方法であるといえます。

また、自社ホームページで求人情報や応募者情報を管理することが必須の場合や、求人数が多く、求人票を作成するのが手間という場合も有効な手法です。

いっぽうで、これら二つの掲載方法には明確な違いがあり、またその違いによって一部Indeed(インディード)の採用効果を十分に発揮できないことがあります。

次の項では、その違いおよび採用効果に与える影響について解説します。


2.直接投稿とクローリングの違い・採用効果への影響

次に、それぞれの掲載方法の違いや、その違いがどう採用効果に影響するのかという点についてご説明します。

(1)見え方の違い

一つ目の違いは「スマートフォンの一覧画面での見え方の違い」です。
こちらは弊社で掲載している①直接投稿②クローリング掲載の求人原稿です。

①直接投稿

②クローリング掲載

画像の通り、直接投稿の求人原稿とクローリング掲載の求人原稿では、スマートフォンで見たときの見え方が大きく異なります。

主な違いは次の三点です。

・求人タグ(画像①内の「駅近5分以内」「急募」などの部分)の有無

・求人キャッチコピー(画像①内の「新規事業立ち上げに関われる~」の部分)の有無

・一覧画面における写真の有無

※お使いのサービスによっては、文章の改行やスペースといったフォーマットが崩れ、読みにくい形で掲載されてしまっている場合もあります。
また、求人票としては文章量が多すぎたり、逆に少なすぎる場合もあります。

現在、求職者のほとんどはスマートフォンで仕事を探しているため、このスマートフォンでの見え方の違いは「自社の求人票が求職者に選ばれるか否か」という点に大きく関係します。

ぱっと検索一覧で見たときに、その仕事の特徴や魅力、また企業の個性などがわかる求人原稿の方が、求職者に見られやすい傾向にあります。

また、いかに良い内容・待遇の求人票であったとしても、そもそも求職者にクリックされなければ、応募どころか検討すらされないまま素通りされてしまいますので、画面での見え方は重要なポイントの一つであるといえます。

現在クローリング掲載をご利用中のお客様は、一度自社求人がどのように表示されているのかを確認することをお勧めします。

(2)運用面での違い

二つ目の違いは「運用面での違い」です。

直接投稿とクローリング掲載では、運用面において大きく二点違いがあります。

・アナリティクス画面が一部見れない

クローリング掲載ではIndeedのアナリティクス画面で確認できる項目に制限があります。直接投稿の場合、アナリティクス画面では「表示回数」から「応募完了率」までをみることができるのですが、クローリング掲載の場合、確認できるのは「応募開始率」までとなっています。

これは、クローリング掲載では応募ボタンを押した際、掲載元のサイトページに遷移してしまうためです。

※Indeedアプライの場合はすべての項目を確認することができます。

 

・求人原稿を編集する際の手間

クローリング掲載の場合、Indeed(インディード)上に掲載されている求人情報を変更するときは、その掲載元となっている採用ホームページや他求人サービスに掲載している情報を変更する必要があります。

修正を自社でする必要があり、その分手間がかかるという点はもちろんのこと、ご利用中のサービスによっては、文字数や修正回数に制限がある場合もあります。

またホームページの場合だと、手元で修正することができず、その都度外部に修正依頼をしなくてはならないというケースもあるかと存じます。

Indeedは掲載後にデータを見ながら、自社の現状の採用課題・目標に合わせてこまめに修正を加えていくことが重要です。

こういった運用をすることで、他求人サービス以上に、現状の課題に即した対策を打てるというのがIndeed(インディード)の大きな強みであるといえます。

ですので、修正に手間がかかるという点は、些細な相違点である一方で、最終的には自社の採用成功の如何に関わってくるといえます。

 

4.まとめ

以上がIndeed(インディード)における2種類の求人掲載方法とそれぞれの特徴になります。

それぞれの特徴を把握したうえで、貴社の採用課題解決に対して有効な手法を選ぶことが重要です。

弊社ではノウハウを生かした原稿作成や、データ分析に基づいた独自のIndeed(インディード)運用により、お客様の採用課題解決のお手伝いをしております。

直接投稿はもちろん、採用ホームページからのクローリング掲載の場合もお役に立つことができます。

採用にお困りの際や、採用手法を見直される際はぜひ一度ご相談ください。

 

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