▼新型コロナウィルスショックにより急速に変化した採用マーケット
「企業側・求職者側共に急速に広まったリモートワーク。」
「転職活動におけるオンライン説明会・WEB面接などのデジタル化の普及。」
「リモート重視・フルフレックス希望など求職者の転職理由の変化。」
「求職者側の副業希望者の増加・企業側の副業規定緩和」
「リモート勤務の影響による、人材育成の課題」
など、企業・求職者共に、今まで以上に変化が求められた環境だったのではないかと思います。

▼変化の激しい採用マーケットの中で、求められるのは新しい視点…！？
自分自身が、採用をお手伝いしている中でも、
「新しい採用手法はないのか…？？？」
「他社さんはどんな取り組み・工夫をしているのか…？」
「面白い採用手法を実施している事例ないですか…？？」
そんな、ご相談を頂く事も多くなってきました。

正直、様々なエリア、業界、規模のお客様をお手伝いさせていただく中で、細かい工夫をしている企業様は沢山ありますが、大きく変革をするという事には中々に踏み切れない…という企業が多い印象は拭えません。

新卒一括採用・終身雇用制度など、特異とされる日本の採用。
どんな事ができるのか…を自分自身も考え、色んな事例を探索する中で、見つけた日本・世界の面白い事例を一部ご紹介できればと思います。

▼日本・世界での面白い採用手法のご紹介
【面白法人カヤック／いちゲー採用】
http://ps4.kayac.com/
ゲーム開発企業の面白法人カヤック
「ゲームの上手さで、内定出します。」というコピーをかかげ、どんなゲームをやりこんだのか…、攻略方法は…などの質問項目が並ぶ、【ゲーム履歴書選考】採用など、３種類の固定概念にこだわらない採用を行っています。

【株式会社IBJ／アスリート採用
https://www.ibjapan.jp/athlete
結婚相談所の運営を行う株式会社IBJ
実際に、仕事とスポーツを両立させている社員のインタビューや動画や、有給休暇の優先取得など、両立するためのサポート内容も記載。
「本気になれるものはあるか？」という言葉と共に、アスリートをターゲットにした採用を行っています。

その他にも、過去の事例にはなりますが、
ドイツの自動車会社、フォルクスワーゲンが整備士を募集するため、整備工場へ訪れた際に整備士の目につくよう、車体の下へ求人広告を掲載した事例
マイクロソフト社の「マンホールはなぜ丸いのか」など抽象的な質問をあえて行い、発想力・問題解決能力を図る面接を行った事例
など、世界でも様々な工夫がされていました。

もちろん、新たな仕組や手法は、すぐにマネできるものではないですが、コロナの落ち着きと共に、売手市場の再加速が予想される困難な採用マーケットの中でだからこそ、固定概念にとらわれない採用戦略を組み立てる必要があるのかもしれません。

390801